2~3年ぐらい前からマイクロ電子のオリジナル溶接電源のMIROを 小型化してホビーでも使えるようなものがあったらいいな?と個人的に思っている。
鉄道模型も鉛レスの概念が広がっていて、溶接に興味のある模型FANも増えてきていると言う。
現在のところ鉄道模型は真鍮のダイキャストで出来ているみたいで、 決してスポット溶接に適している素材ではない。
車体の接続ははんだでもそれほど難しいものでないとのことだが、 リアルな模型にするにはドアの取っ手や窓枠なども現実に近い縮尺にすることが好ましいのだ。
はんだで取っ手を取り付けるとはんだの盛った部分が明らかに不自然になり、 製作者本人の納得のいく状態ではないとの事だが、他に接続方法がないので現在はその方法が主流みたいだ。
溶接性の良い素材であれば、スポット溶接なら板にピンを縦に溶接することも可能だ。
そうなると細かいディテイルを出すことが可能になる。
しかも簡単に出来てしまう。

ホビーとスポット溶接

鉄道模型自体がはんだで接合することから生まれているから仕方ないことだけど、 現状スポット溶接だけで完成させることは難しいと思われる。
まずは仮付けしてはんだ作業をやりやすくすることや細かいパーツの溶接が出来たらホビーの世界にスポット溶接をPRできるような気がする。
まずは鉄道模型をスポット溶接でどこまで出来るか実験してみたいと思う。