ヒュージングについて

ヒュージングについて

モーターやスピーカなどに使われる被覆線(マグネットワイヤ)を端子やリード線に抵抗溶接電源を利用して熱カシメする工法を指します。
被覆線(マグネットワイヤ)は絶縁されているために通常の抵抗溶接では溶接できないのです。(※通電しないからです)
上記アニメのように、端子に電気を流して、加熱しながら加圧することで、被覆は溶けて芯線が剥き出しになり、 端子と溶着されるのです。

メリット

被覆除去作業→被覆線(マグネットワイヤ)の被覆を除去するのはとっても面倒な作業とされています。
作業時間短縮→はんだを使って被覆を溶かして接合するのが一般的ですが、被覆の耐熱性などから、はんだでは溶けにくいものもあり、時間がかかるなどの問題が発生します。
鉛フリー問題→はんだの鉛による環境問題などから、はんだを使わない工法として利用されています。

接合部について

下図のように端子と芯線がくっつき、その部分で接合されています。

ヒュージング|接合部について

使用システム

交流式溶接電源と溶接ヘッドを組み合わせてヒュージングシステムを構築するのが一般的です。
※上記アニメは交流溶接電源を使った場合のイメージです。 2段回の通電制御できる溶接電源が好ましく、第1通電で端子をまげて被覆を溶かし込み、第2通電で接合させるなど、ワークにあったシステムを構築していくのです。
最近では微細な制御を必要とするワークも増えてインバータ式溶接電源を使用するケースも増えています。

【参考ページ】
製品案内→交流式溶接電源 インバータ式溶接電源(THシリーズ)
溶接について→単相交流式溶接電源 インバータ式溶接電源

MAWシリーズ|maw502
単相交流式溶接電源 MAWシリーズ
詳しく見る
インバータ式溶接電源(THシリーズ)|TH2600
インバータ式溶接電源(THシリーズ)
詳しく見る

他の被覆線(マグネットワイヤ)接合のシステム

熱圧着、熱圧接、パルスヒートなどがあげられます。

【参考ページ】
パルスヒートコントロールについて
ブザー基板 拡散接合

ヒュージング溶接については、諸般の事情により、現在、弊社では対応しておりません。
溶接に関する課題などがありましたら、いつでもお気軽に弊社の問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。