10月14日のことなのだが、TVで「タモリ倶楽部」を見ていたら、細渕電球株式会社と言う会社で電球を手作りする企画をやっていた。

TVであまり見ることのない微細スポット溶接装置が出てきたので、つい「オーッ」と叫んでしまった。フィラメントを電極に溶接するのだ。

「フィラメントの溶接は職人技で、8年の経験が必要だ」みたいにTVでは言われていた。その溶接ヘッドは見たこともない溶接ヘッドで、 かなりの年代モノのように見えた。目をこらして見てみたが、どこのメーカのものかは確認できない。残念。

もしかするとオリジナルかもしれない。小さなフィラメントを溶接するのにφ6ほどのクロム銅の電極で裸眼で作業している。そうなると職人技と言っても良いかもしれない。

体験していたタレントのガダルカナル・タカさんはピンセットも一緒に溶接してしまっていた。
私もスポット溶接を始めたころよくやっていたミスだが、これぞ微細スポットと言う感じもしないではない。微細型溶接ヘッドに顕微鏡をつければ1~2時間で職人技に迫る溶接が出来るはずである。

作業アイデアと作業技術で克服するのか?装置の設計技術で克服するのか? どちらも捨てがたい事のように思える。

この2つの技術を融合させてもっと微細で今まで困難だった極小ワークの溶接が出来るようになれば最高である。
そんな仕事が出来るようにこれからも努力すべしとあらためて思うのでした。

細渕電球株式会社は電球の手作り教室などもしているみたいです。
一度行ってみたいと思うのでした。
http://www.hosobuchi-lamp.co.jp/

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